このページでは、なつながTHE COACH ICPで学んだインテグレーションコーチングの考え方を、自分なりの言葉で解説しています。
「Conyxiaのコーチングって、どんな土台の考え方でやってるの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けた、少し詳しい解説ページです。
※ここに書かれている内容は、THE COACH Inc. の公式な説明ではなく、受講生として学んだ内容を、なつなの理解の範囲で要約したものです。
インテグレーションコーチングとは?
インテグレーションコーチングは一言でいうと、
「人が、自分の"影"も"光"もふくめて
一人の自分として生きていけるようにするコーチング」
というスタイルです。
- 問題を手早く解決する「テクニック」よりも
- クライアントの全体性が少しずつ戻ってくるプロセス
- =本質的な変化や成長の旅に、コーチが伴走すること
を大事にしています。
THE COACH の世界観では、人はもともと「満ちている存在」であり、足りないところを埋めるというより、すでにあるものに気づき直していく旅としてインテグレーションコーチングが位置づけられています。
全体性という考え方
ここで出てくる「全体性」は、
- うまくいっている自分・評価されている自分(光)だけじゃなく
- 失敗やコンプレックス、嫉妬、怒り、悲しみなど(影)もふくめて
- 全部合わせて「わたし」だよね、という世界観です。
思考・感情・身体・行動・人間関係…
バラバラに見えるいろんな要素は、実はつながっていて、
どれか一部だけを切り離して"いい/悪い"とジャッジするのではなく、
そこにある意味や願いを見にいく
そんな視点が、インテグレーションコーチングの前提にあります。
Integration Journey®
インテグレーションコーチングでは、人の人生の流れを7つのフェーズとして捉えるフレームがあります。
(THE COACH Inc. の Integration Journey® をなつなの言葉で要約しています)
© 2021 THE COACH inc.
日常
一見「何も起きていない」ふつうの毎日。満足していること/モヤっとしていることを丁寧に眺め直すフェーズ。
旅立ち
「このままの延長線上じゃない未来」への違和感やワクワクが芽生えるタイミング。ビジョンや大事にしたい価値観が少しずつ輪郭を持ち始めます。
拒絶
「やりたい・変わりたい」気持ちはあるけれど、一歩が怖くなるフェーズ。「失敗したらどうしよう」「迷惑かけるかも」とブレーキをかけてくる内側の声と出会います。
出会い
仲間やメンター、本やツールなど、支えになってくれるものとつながっていく時期。自分の内側・外側にあるリソースを見つけて、「何を頼るか」を選んでいきます。
試練
困難やしんどさと真正面から向き合うフェーズ。フタをしてきた感情や「シャドウ(内なる影)」が顔を出しやすくなります。
成長
乗り越えてきたことや、少しずつ変わってきた自分に気づいていくプロセス。小さな変化も含めて、「ちゃんと成長してきたんだ」と受け取っていくタイミングです。
帰還
ここまでの旅路を振り返り、「あの出来事にはこんな意味があったのかも」と物語として受け取るフェーズ。ひと区切りをつけて、新しい日常へと戻っていきます。
セッションの中で「今どのフェーズだからこうする」というより、話してもらった出来事や感情をたどっていくと、自然とこれらのプロセスのどこかを一緒に歩いている——そのように使われるフレームです。
Resourceful Coaching™
Resource(リソース)とは
THE COACH では「リソース」を、
- 内側のリソース:価値観/ビジョン/強み/個性/モチベーション/才能/経験/スキル など
- 外側のリソース:人/環境やツール/お金 など、自分の人生づくりに活かせるもの
として扱います。
Resourceful という状態
リソースフル(resourceful)とは、自分の内側・外側にどんなリソースがあるかに気づいていて、必要なときにそれを活かせる状態のことです。
Conyxia のセッションでも、「これまでの経験や強み、人とのつながりをどう使っていくか?」を整理したいときに、このリソースの視点をよく使っています。
Be with Coaching™
Be with Coaching は、クライアントの感情や感覚と「今ここ」でともにいるスタイルです。
- うまく言葉にできないモヤモヤ
- 悲しみ・怒り・虚しさ・空っぽさ
- 涙が出てきてしまうような話
こういうところに、すぐに「解決策」や「ポジティブな意味づけ」を乗せるのではなく、ただ一緒にそこにいて、感じていることを味わっていくことを大切にします。
Be with な関わりの中では、次のようなことが起きていきます。
- 自分でも気づいていなかった感情に、「ああ、そんな気持ちもあったな」と気づく
- その感情の奥にある本当の願いが見えてくる
- 「こんな気持ちがあってもいいんだ」と思えることで、自然と次の一歩が生まれてくる
Conyxia では、しんどさ・違和感・繰り返してしまうパターンと向き合うときは、この Be with のスタイルを大事にしながらセッションをしています。
サブパーソナリティという視点
インテグレーションコーチングでは、一人の人の中に、さまざまな「自分」が同居しているという見方も使います。
たとえば、
- 「ちゃんとしていたい自分」
- 「もっと自由でいたい自分」
- 「慎重で心配性な自分」
- 「ノリで動きたい自分」
こうしたキャラクターが、それぞれ大切にしている価値観や願いを持っていると考えます。
- その価値観が尊重されているとき → 内なる応援団
- 無視され続けるとき → 内なる妨害者
として振る舞いやすくなります。
セッションの中では、
- いま前に出てきている「自分」は誰なのか
- その自分は、何を守ろうとしてくれているのか
- これからの人生にとって、どんな役割をお願いしたいか
といったことを一緒に対話することもあります。
Conyxia での使い方
Conyxia のコーチングでは、THE COACH で学んだこのフレームをベースにしつつ、
- 自由・自律・余白を大切にすること
- コンパッション(思いやり)と「対等さ」
- 感情に真摯に向き合うこと
- 「なんでだろう?」というやさしい好奇心
- うまく見せようとしない素直さ
を混ぜ合わせて、そのときのクライアントに合うバランスで使っています。
「今どのフェーズなんだろう?」が気になったら、セッションの中で一緒に Integration Journey® の図を眺めながら話すこともできます。